
アジアバレーボール連盟(AVC)が主催するビーチバレーボールアジアツアーマスター・ドーハ大会は11月30日(金)、3位決定戦が行われ、日本代表の石島雄介/上場雄也組がカザフスタンのSidorenko/Dyachenko組に2-1 (17-21, 21-19, 15-12)で勝利、銅メダルを獲得しました。アジアツアーの前身「アジアサーキット」の2001年4月タイ大会で、渡辺聡/白鳥勝浩組が金メダルを獲得してしますが、名称変更以降、男子でメダルを獲得したのは初めて。
今大会で初めてペアを組んだ石島/上場組は、グループ戦を2勝1敗の2位で準々決勝へ進み、準決勝でグループ戦で負けを喫したカタールチームと再戦しましたが世界ランク10位の壁は厚く、3位決定戦に回りました。
新顔チームで快進撃を演じた石島、上場両選手にとって、その手応えを大いにつかんだ大会となりました。
<選手コメント>
石島雄介選手
「率直に3位になれてうれしいです。今まではベスト4に入ることが精一杯でしたが、今回3位になることができました。今大会終えてみて、自信を持っていい部分とアジア各国のレベルを肌で感じ、自分の現在の位置がわかりました。個人的な課題はあり、日頃コーチから言われてることが試合をしてみて改めて感じるところでした。具体的な課題は、オフシーズンに克服して成長できると思います。日本が表彰台に上がり続けていけるように、今後とも皆様の応援、よろしくお願いします」
上場雄也選手
「石島選手と組んで初戦だったので、どの試合も難しい試合になるとは思っていました。やはり噛み合わない部分もまだ多く、とにかく勝つことにフォーカスして2人で粘り強く戦えたことが収穫です。自分自身アジアツアーでのメダルは初めてなので素直に喜びたいですが、金を狙っていたので悔しさもあります。チームをしっかり作っていけば、優勝したカタールに勝てると思うので、計画的に強化していきたいと思います」
写真提供:AVC、日本バレーボール協会
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