
国際バレーボール連盟(FIVB)の要請を受け、「第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)」の男女ビーチバレーボール競技の審判員に選出された里見真理子国際審判員が、現地時間8月8日(月)と9日(火)に行われた2つの試合で主審を務めました。
8日(月)は女子予選ラウンドでオランダのMarlene van Iersel/Madelein Meppelink組とコスタリカのKaren Cope Charles/Natalia Alfaro組の試合で吹笛。日本人女性の国際審判員として、ビーチバレーボール競技とバレーボール競技を通じて初めて主審台に立ちました。
続く9日(火)は、男子予選ラウンドでイタリアのPaolo Nicolai/Daniele Lupo組とMohamed Arafet Naceur/Choaib Belhaj Salah組の試合を担当。22:00という遅い時間にも関わらず多くの観客が詰めかけたコパカバーナのビーチバレーボールアリーナで、冷静なジャッジを行いました。
これまでを振り返って里見国際審判員は「大会開幕前日に試合の割り当てが発表されて、そこからは試合に集中することができた。リオデジャネイロでは、2015年にオランダで行われた世界選手権とはまた違うブラジル独自の雰囲気を味わっている。東京オリンピックでも同じくらいビーチバレーボールが盛り上がってほしい」とにこやかに語りました。
予選ラウンドでは3試合の主審を務めた里見国際審判員。予選ランド以降の主審・副審は選抜制になっており、ラウンドが進むごとに選出されることが難しくなります。里見国際審判員は「主審でも副審でも、割り当てられた役割を全うしたい」と力強くコメントしました。夢の舞台で躍動するアスリートをジャッジで支える各競技の審判員。日本を代表してビーチバレーボールコートの審判台に立つ里見国際審判員へのご声援もお願いいたします。
写真提供:FIVB
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