
女子バレーボールの国際大会「FIVBワールドグランプリ2017」に全日本女子チーム・火の鳥NIPPONが出場しています。グループ1に入る火の鳥NIPPONは7月9日(日)、予選ラウンド3戦目をオランダと戦い、セットカウント3-2(17-25、21-25、25-18、25-22、15-9)で勝利。2勝1敗(勝点4)でオランダ大会を終えました。
第1セット、スパイクミスがブレーキとなったこのセットは立ち上がりからオランダにリードを許すと、3-9、7-15と引き離され、17-25の大差で落とします。続く第2セットを21-25で落とし、後がなくなった第3セットは、スタートから新鍋理沙選手(久光製薬スプリングス)、冨永こよみ選手(上尾メディックス)を起用します。序盤から古賀紗理那選手や島村春世選手(ともにNECレッドロケッツ)の攻撃で優位に進めると、競り合いとなった中盤は17-16から島村選手の活躍で3連続得点、さらに鍋谷友理枝選手(デンソーエアリービーズ)の攻撃などで得点を重ね、25-18で奪い返します。第4セット、奥村麻依選手(JTマーヴェラス)が先発すると、その奥村選手がサービスエースを決めてリードを奪います。中盤、一度はオランダに逆転されますが、鍋谷選手や古賀選手が踏ん張り再逆転。終盤には冨永選手のブロックや島村選手のブロード攻撃などで連続得点を挙げ、25-22でフルセットに持ち込みます。第5セット、0-3とオランダに走られる出だしとなりますが、ラリーを制し4-3と逆転すると、冨永選手のブロックなどで10-6とリードを広げます。終盤は鍋谷選手のスパイクでリードを保ち、15-9で最終セットを奪取。セットカウント0-2の劣勢から逆転勝ちをおさめました。
◆中田久美監督
「全員でがんばった1勝だと思う。新鍋(理沙選手)が入ることでサーブレシーブが安定した」
◆古賀紗理那選手
「チームとして勝ち切れたのは大きな自信になった」
◆冨永こよみ選手
「途中から入った人が自分の仕事をして勝てたのでうれしい」
オランダ・アペルドールンでは、日本とオランダの試合のあとにタイとドミニカ共和国の試合が行われ、ドミニカ共和国がタイにセットカウント3-1(25-22、22-25、25-22、25-18)で勝利しています。
火の鳥NIPPONは今週末14日(金)から16日(日)までの3日間、カメイアリーナ仙台[仙台市体育館](宮城県)でホームゲームを戦います。予選ラウンド1週目を終えて現在1位のセルビア、5位のブラジル、11位のタイを迎えて行われる仙台大会のチケットは、チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)などで好評発売中です。今シーズン最初のホームゲーム、会場でたくさんのご声援をお願いします。
◆予選ラウンド第1週オランダ大会 DAZN ライブストリーミング
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※試合日から1カ月間、見逃し配信を視聴できます
写真提供:FIVB
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