
東京都大田区は都内自治体として初の常設ビーチバレーボールコートを羽田空港に近い大森東水辺スポーツ広場に設置し、3月25日(土)、完成記念式典を開きました。
ビーチバレーボール場は観客席を備えたメインコート1面とサブコート3面の計4面を備え、4月1日から一般使用を開始します。 完成記念式典には元ビーチバレーボール日本代表で参議院議員の朝日健太郎氏が列席。メインコートに厚く敷き詰められた砂をいち早く確認し、「これはいい砂ですね」と感嘆の声をあげました。
松原忠義大田区長(左)に始球式のアドバイスをおくる朝日健太郎氏
国際試合も開催できるように国際バレーボール連盟(FIVB)の規定に準じて、コートは作られました。選手が好む固まりにくく熱くなりづらい真っ白な砂は、ベトナムから運ばれたものです。東京オリンピック・パラリンピック2020に向けた区の「新スポーツ健康ゾーン」構想の一環で、羽田空港から約4キロというアクセスの良さも売り。国際大会の開催やオリンピックのキャンプ地誘致などもにらみながら、まずは区民や一般に国際レベルの施設を開放します。 休憩スペースや更衣室、シャワー設備が完備したレストハウス、人工芝のフットサル場、船着き場も完成し、地元で運営にあたります。利用の方法などは、大田区のホームページで確認できます。