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龍神NIPPON、タイに勝利し世界選手権出場に王手 2018男子世界選手権アジア最終予選オーストラリア大会

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 「2018男子世界選手権アジア最終予選オーストラリア大会」が7月14日(金)、キャンベラ(オーストラリア)で大会3日目を行いました。開幕から無敗を守る全日本男子チーム・龍神NIPPONはこの日、タイと対戦しセットカウント3-0(25-12、25-18、25-16)で勝利、世界選手権の出場権獲得に王手をかけました。
 
 第1セット、このセットは日本がサーブで主導権を握ります。9-7から柳田将洋選手(TVインガーソル・ ビュール)がサーブで果敢に攻めると、石川祐希選手(中央大学4年)のスパイク、李博選手(東レアローズ)のダイレクトスパイクに繋げます。17-7と大きくリードを広げると、山内晶大選手(パナソニックパンサーズ)のスパイク、ブロックで着実に得点を重ね、25-12で第1セットを先取します。第2セット、サイドアウトの応酬から石川選手のサービスエースなどで4連続得点し8-4と一気に抜け出すと、山内選手のジャンプフローターサーブで相手の守備を崩し、李選手のダイレクトスパイクで着実に加点します。16-11で折り返すと、一時は2点差まで追い上げられますが、出耒田敬選手(堺ブレイザーズ)の得点などで25-18とセットを連取します。第3セット、柳田選手のサーブでペースを掴むと、前半こそ6-7と先行を許しますが、山内選手のサービスエースなどで逆転。さらに石川選手にトスを集めて得点を重ねると、4連続得点で16-12とリード。終盤は相手のミスをきっかけに5連続得点を奪うと、石川選手、出耒田選手が決めて25-16。世界選手権の切符に近づくストレート勝ちを収めました。
 
◆中垣内祐一監督
「柳田のサーブがようやく火を噴いた。我々のサーブ、ディフェンスが勝っていた。明日もサーブで攻めていきたい」
 
◆李博選手
「競った場面もあったが、みんなが最後まで集中力を持続させた。一人ひとりが自分の役割をしっかり果たしたことが勝因だと思う」
 
◆山内晶大選手
「サーブで攻めることができていたので、ディフェンスがしやすかった。サイドアウトが取れず苦しい時もあったが、うまく乗り越えられたと思う」
 
なお、日本とタイの試合に先立ってチャイニーズタイペイとニュージーランドの試合が行われ、チャイニーズタイペイがセットカウント3-0(25-17、25-21、25-16)のストレートで勝利しています。なお、オーストラリアは試合がありませんでした。
 
◆試合結果
【1日目】
日本×チャイニーズタイペイ 3-0(25-19、25-19、25-19)
オーストラリア×ニュージーランド 3-0(25-12、25-18、25-18)
試合なし…タイ
【2日目】
日本×ニュージーランド 3-0(25-11、25-16、25-10)
オーストラリア×タイ 3-0(25-20、25-21、25-19)
試合なし…チャイニーズタイペイ
【3日目】
チャイニーズタイペイ×ニュージーランド 3-0(25-17、25-21、25-16)
日本×タイ 3-0(25-12、25-18、25-16)
試合なし…オーストラリア
 
◆順位表(7月14日終了時点)
1位:日本(3勝0敗)
2位:オーストラリア(2勝0敗)
3位:チャイニーズタイペイ(1勝1敗)
4位:タイ(0勝2敗)
5位:ニュージーランド(0勝3敗)
 
 明日15日(土)、日本はオーストラリアと今大会最終戦を戦います。オーストラリアとは「FIVBワールドリーグ2017」で3度対戦しており成績は2勝1敗。うち2試合はフルセットの試合となっており、明日の試合も厳しい戦いが予想されます。試合は日本時間19:00開始、なおBS-TBSでは18:30から20:54まで生中継されます。
 
 日本は明日、オーストラリアに勝利すれば4戦全勝で予選突破が決まりますが、先に行われるチャイニーズタイペイ対タイでタイが1セット取ると、チャイニーズタイペイが勝敗数、勝点で日本と並んでも、セット率で上回ることができなくなるため、日本の2位以上が確定、予選突破となります。
 
 4戦全勝でのアジア予選突破を目指す龍神NIPPON。最後までたくさんのご声援をよろしくお願いします!
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試合結果
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