「ジャパンビーチバレーボールツアー2017 第9戦都城大会 第18回ビーチバレー霧島酒造オープン」第2日目が9月23日(土・祝)、宮崎県都城市・霧島ファクトリーガーデンにて、開催されました。
昨日は朝から雷雨に見舞われた悪天候となりましたが、本日2日目は快晴となり最高気温28℃に達し、暑さに包まれました。午前は残りのプール戦が行われ、決勝トーナメントに進出する8チームが決定。午後からベスト4の切符をかけた熾烈な戦いが繰り広げられました。
女子では、今シーズンベスト4に進出してきた常連チームが顔をそろえる中、ペアとして初の準決勝へコマを進めたのは、鈴木悠佳子(湘南ベルマーレ)/藤井桜子(市進ホールディングス)組でした。
準々決勝では、8月に開催された「第31回ビーチバレージャパン」の1回戦で対戦した永田唯(株式会社スポーツクラブNAS)/熊田美愛(フリー)組と対戦。前回の対戦ではストレート負けを喫しましたが、今大会では鈴木/藤井組がストレートで勝利し、リベンジを果たしました。
本日のプール戦でも優勝候補の長谷川暁子(愛媛県競技力向上対策本部)/二見梓(東レエンジニアリング株式会社)組にストレートで勝利。今シーズン、初のベスト4入りを果たした藤井選手は、「昨日の試合ではチームの目標が明確になっていなかった。試合後、しっかりミーティングをした結果、チャレンジ精神で攻めていこうと決めた。それを今日の試合ではやり通せたことが勝因だと思う」と振り返りました。
来週9月30日、10月1日に開催される「ファイナル大会」の出場を目指す鈴木/藤井組にとっては、「何が何でも勝たないといけない試合」。強い気持ちで明日24日最終日へ挑むことになります。
そのほか、準決勝に勝ち進んだのは、すでにファイナル大会出場を決めている強豪3チーム。長谷川/二見組、石井美樹(湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(株式会社オーイング)組、西堀健実(トヨタ自動車)/草野歩(日本体育大学)組が女王の座をかけて戦います。
一方の男子は、白鳥勝浩(トヨタ自動車)/高橋巧(了徳寺大教員)組、越川優(ホリプロ)/ 長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)組、小野寺将克(松戸レガロ/サン調剤薬局グループ青森/上場雄也(松戸レガロ))組、西村晃一(WINDS)/Jeremy Casebeer(WINDS)組の4チームが、最終日に残りました。
決勝トーナメント準々決勝、ストレートで勝利したものの、吉田英樹(MAGS)/永井雄太(松戸レガロ)組に苦戦を強いられた越川/長谷川組は、「相手は世界のスタンダードではなく、経験があり日本のザ・ビーチバレーボールをやってくるチーム。普段はあまり戦わないチーム相手に勝ち切れたのは大きかった」と、収穫を述べました。都城大会初参戦で存在感を示し、ベスト4入りを果たした越川選手と長谷川選手のペアは、準決勝で白鳥/高橋組と対戦します。
明日24日(日)は、「ジャパンビーチバレーボールツアー2017 第9戦 都城大会 第18回ビーチバレー霧島酒造オープン」のチャンピオンが決定します。最終戦を笑顔で終えるのは、どのチームでしょうか、熱い戦いにご期待ください。
関連リンク
ジャパンビーチバレーボールツアー2017 第9戦 東京大会 第18回ビーチバレー霧島酒造オープン 大会概要