
「第19回世界ジュニア女子選手権大会(U-20)」が現地時間7月15日(土)、メキシコのコルドバとボカ・デル・リオで大会2日目を行いました。昨日の今大会初戦に勝利した全日本ジュニア女子チームはこの日、2015年に開催された「第14回世界ユース女子選手権大会(U-18)」の優勝メンバーを多数擁するイタリアと1次リーグ戦D組初2試合目を戦い、セットカウント3-0(25-17、25-15、26-24)で勝利。1次リーグ戦D組で無敗を守りました。
第1セット、東谷玲衣奈選手(八王子実践高校3年)、堀江美志選手(上尾メディックス)らの得点で8-5とリードすると、中盤以降は山口珠李選手(上尾メディックス)のブロックなどで点差を広げ22-13とし、最後は東谷選手のアタック3得点で25-17と幸先よくセットを取ります。第2セット、イタリアのパワフルなジャンプサーブをコントロールできず3-6とリードを許しますが、セッター・松井珠己選手(日本女子体育大学2年)のトスワークから荒谷栞選手(NECレッドロケッツ)のクイックなどで応戦、15-12と逆転します。さらに黒後愛選手(東レアローズ)のサービスエースなどで19-15とすると、山口選手のサービスエース3得点で一気にイタリアを引き離し、25-15でセットを連取します。第3セット、序盤に8-6とリードを奪うも、イタリアの変化のあるサーブに連続失点を喫すると8-10と逆転を許します。終盤まで17-19と先行されますが、荒谷選手のクイックなどで逆転し、24-22とマッチポイント。デュースに持ち込まれますが、荒谷選手、途中出場の島田美紅選手(順天堂大学1年)のクイックを決めて、26-24で第3セットを取りました。
1次リーグ戦では4チームが1回総当り戦を行って順位を決定し、2次リーグ戦(1-8位)に進む2チームと2次リーグ戦(9-16位)に回る2チームを決定します。この日行われた1次リーグ戦D組のもう1つの試合では、トルコがアルゼンチンにセットカウント3-2(23-25、28-26、25-19、20-25、15-13)で競り勝っています。
◆1次リーグ戦D組順位表順位(7月15日終了時点)
1位: 日本(2勝0敗、勝点6)
2位: トルコ(2勝0敗、勝点4)
3位: イタリア(0勝2敗、勝点1、セット率=0.333、得点率=0.856)
4位: アルゼンチン(0勝2敗、勝点1、セット率=0.333、得点率=0.827)
全日本ジュニア女子チームは日本時間17日(月・祝)3:00より、日本と同じく2勝中のトルコと1次リーグ戦D組1位通過を懸けて対戦します。
写真提供:FIVB
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